大原洋人が五輪代表に 村上舜は五輪逃す サーフィン日本代表出そろう

 「サーフィン・ワールドゲームズ」(6日、エルサルバドル)

 東京五輪最終予選を兼ねて行われ、男子で五輪会場の釣ケ崎海岸がある千葉県一宮町出身の大原洋人(24)が五輪切符を獲得した。条件付きで五輪代表権を持っていた村上舜(24)は五輪出場を逃した。

 最後は“直接対決”で決めた。1枚の五輪切符を争う大原と村上は敗者復活12回戦で同組に。熱い戦いを繰り広げたが、大原が5本目で8・00点のエクセレントスコアを出すと、最終9本目では9・00点。合計17・00点で圧倒し、1位で勝ち抜けた。村上は4位で敗退し、五輪代表は大原に決まった。

 日本代表が全て出そろった。男子の東京五輪代表は五十嵐カノア(23)=木下グループ=と大原、女子は前田マヒナ(23)と都筑有夢路(20)に決定した。サーフィンは東京五輪新種目で、今夏は競技初の五輪メダルを懸けて選手が争う。

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