バド五輪代表に“五輪予行試合”計画 実戦感覚養うため

 日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は29日、理事会後に都内で取材に応じた。選手の実戦機会が減っていることを受け、五輪代表選手による“五輪予行試合”の開催を検討していると明かした。

 開催時期は6月を想定。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)など、東京五輪代表を確実にしている選手の実戦感覚を養うために発案された。銭谷専務理事は「バドミントンは対人スポーツ。本番でしか得られない感覚がある」と開催に前向きな考えを示した。

 大会の詳細は未定だが、動画配信などを検討するという。五輪代表以外のA代表の選手も参加予定となっている。

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