IOC・コーツ調整委員長 緊急事態宣言下でも五輪開催示唆「答えはイエス」

 合同記者会見で発言する東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長(右下)。後方モニター上はIOCのジョン・コーツ副会長(代表撮影)
 記者会見するIOCのコーツ調整委員長(モニター内)。右は東京五輪・パラリンピック大会組織委の橋本聖子会長(代表撮影)
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 東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会と大会組織委員会は21日、3日間の合同会議を終え、IOCのジョン・コーツ調整委員長と、組織委の橋本聖子会長らが会見した。会議は昨年9月以来で、今回が11回目。本番前では最後の機会で、新型コロナウイルス対策などを議論した。

 現在、東京などに発出されている緊急事態宣言の延長が検討されている。大会時に宣言が出ている可能性も出てきたが、宣言下でも五輪は可能かとの問いに、コーツ調整委員長は「5月に緊急事態宣言の中で5競技(のテスト大会)が行われ、安全安心に開催された。最悪の状況を想定して開催できた。だからその答えはイエスだ」と、述べた。付け加えて「WHOなどの医学的なアドバイスも受け、プレーブックに記載されている対策を講じる。これで安全安心な開催はできると言われている。これは緊急事態宣言下であってもなくてもです」と、明言した。

 橋本聖子会長はやや濁しながら、「(緊急事態宣言下でも)できるという確信をしながら。医療に支障が出るようでは難しい。そこを徹底していく」とした。

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