好調遠藤が優勝争いに踏みとどまる逆転星 3敗守って照ノ富士と直接対決へ

 遠藤に突き落としで敗れ3敗目を喫した貴景勝(左)=撮影・三好信也
 遠藤(奥)に突き落としで敗れる貴景勝(撮影・高石航平)
 突き落としで遠藤(左)に敗れた貴景勝(撮影・高石航平)
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 「大相撲夏場所・13日目」(21日、両国国技館)

 好調の平幕遠藤(追手風)が、大関貴景勝(常盤山)を突き落として3敗を守り、優勝争いに踏みとどまった。14日目は1敗で単独トップの照ノ富士と対戦。勝てば、自身初となる幕内優勝の可能性が千秋楽に残る。過去の対戦は4勝4敗の五分となっている。

 貴景勝の突き押しに土俵際まで追い込まれたが、逆転の突き落としが見事に決まった。テレビインタビューでは「とっさに体が反応してくれて良かったです。きょうはどうしても勝ちたかったので良かったです」と語り、優勝争いについては「ピンとこないです」と素直な思いを述べた。

 遠藤が照ノ富士に敗れた場合は、照ノ富士の2場所連続4回目の幕内優勝が決まる。

 貴景勝は3敗に後退。大関正代は宝富士を寄り切って、8勝目。カド番を脱出した。

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