箱根駅伝駒大アンカー逮捕も…20日の関東インカレは出場 大八木監督「行きます」

 21年箱根駅伝の駒大アンカーとして総合優勝に貢献した石川拓慎容疑者(21)が19日に県青少年保護育成条例違反などの疑いで神奈川県警に逮捕された。これを受けて、駒大の大八木弘明監督(62)が同日、取材に応じた。この件に対して明言を避けたが、チームがエントリーする20日の関東学生対校選手権には「予定通り行きます」と明かした。

 逮捕容疑は昨年12月20日に川崎市多摩区、今年1月17日に東京都世田谷区のホテルで、それぞれ相模原市の女子高校生にみだらな行為をした疑い。

 駒大広報課はデイリースポーツの取材に対し、「今回の件は初めて知ったばかり。現在事実確認中です」とコメントしている。

 石川容疑者は駒大4年。今年の箱根駅伝では最終10区を走り、残り約2キロでトップに立つ逆転劇で、チームの13年ぶり7度目の優勝に貢献した。

 ◆駒大・箱根駅伝VTR

 駒大は1区で15位と出遅れたが、粘りの走りで往路を3位で終えた。復路は、往路1位の創価大と2分21秒差でスタートし、6区で花崎悠紀(当時3年)が区間賞の快走で2位に浮上。最終10区にはトップを走る創価大から3分19秒遅れでタスキが渡ったが、アンカーの石川が爆走。残り2キロ付近で大八木監督の「男だろ!」のげきで「スイッチが入った」と区間賞の走りで大逆転し、13年ぶり7度目の総合優勝に貢献した。

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