日本ラグビー協会は２８日、２１年度の日本代表候補にＳＨ中嶋大希（２５）＝ＮＥＣ＝とＷＴＢセミシ・マシレワ（２８）＝近鉄＝の２人を追加したと発表した。すでに１２日に候補選手５２人を選出しており、計５４人になった。

　中嶋は深谷高を経て１４年に流通経大入り。大学３年時のアジアラグビーチャンピオンシップ韓国戦で日本代表初キャップを獲得するなど、代表キャップ２。

　フィジー出身のマシレワは１７年に近鉄入り。１８年にはスーパーラグビーの日本チーム・サンウルブズでプレー。風貌が江頭２：５０に似ており、トライ後に「がっぺ」ポーズをすることで人気を博した。１９年Ｗ杯時は日本代表資格を持っていなかった。

　日本代表３５人は５月２４日に発表される。２６日からの大分・別府合宿を経て、１２日にエコパスタジアムで強化試合に臨む。１６日からスコットランド遠征に赴き、２６日にエディンバラでブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズと対戦する。－ライオンズはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドを代表する選手を集め４年に１度編成されるドリームチーム。