かど番正代、朝乃山に3勝12敗「一方的…調整しないと」課題は立ち合い 合同稽古

 朝乃山との三番稽古で苦戦の正代(代表撮影)
 正代(左)の攻めをしのぐ朝乃山(代表撮影)
 正代(左)と組み合う朝乃山(代表撮影)
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 大相撲の合同稽古が19日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり、夏場所(5月9日初日、両国国技館)でかど番となる正代(29)=時津風=がいきなり朝乃山(27)=高砂=と大関同士の三番稽古(同じ相手と続けて何番も取る)を行い、3勝12敗と完敗した。

 「ちょっと一方的な相撲が多かったので、場所までの期間できっちり調整しないといけないですね」と、悔しがった。

 立ち合いの当たりは悪くなかったが、相手に上手を許し、後手に回った。「立ち合いはちゃんとぶつけられていたと思うんですけど、そこからの足が出なくなるというか、組み止められているので、もっともっと足が出るようにしないといけないですね。すぐに止まらずに出られるように」と課題を口にした。

 先場所は立ち合いが最後までかみ合わず負け越し。「番数を取って先場所のような相撲が少なくなってくればいいかなと思っています」と、22日までの合同稽古で実戦勘を磨く。20日からは幕内上位の若隆景(荒汐)、明生(立浪)ら先場所、敗れた相手との対戦も視野に入れる。

 2回目のかど番にもマイペース。「いろいろ考えても仕方ないので、とりあえずできることをやって。思い切り場所に合わせていけたらいいかなと思っています」と話した。

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