トゥクタミシェワ 背中に「愛」の文字「日本で演技、何よりうれしかった」

女子フリー 演技するエリザベータ・トゥクタミシェワ(代表撮影)
女子フリー 演技するエリザベータ・トゥクタミシェワ=丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(17日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子フリーが行われ、24歳のトゥクタミシェワ(ロシア)は、背中に「愛」の文字が入った衣装で演技を披露した。冒頭で2本のトリプルアクセル(3回転半)を着氷。146・23点で3位だった。「このプログラムは日本にささげるものだった。日本で演技を披露できたのは何よりうれしかった」と笑顔で振り返った。

 SPは2位で、チームロシアの主将としても貢献。場内インタビューでは「何よりも私たちチームが成し遂げたことを誇りに思う。疲れは残っていたけど、力強い演技をみんなが見せてくれて、1位になることができた。みんなありがとう」と感謝した。

 2009年に大会が始まって以来、ロシアの優勝は初。「一人一人が強いアスリートだった。ダンスもペアも、男子も女子も。だからこそ1位につながった」。また、3月の世界選手権では、ロシア選手はロシアスケート連盟所属(FSR)として出場しており「これは大きな意味を持つ。ロシア国旗が掲げられ、ロシア国歌を聞いて誇りに思ったしうれしかった」とコメントした。

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