大関朝乃山、精力的に連日稽古 苦手な照ノ富士対策も

 大相撲の大関朝乃山は16日、東京都墨田区の高砂部屋で幕下以下と22番取った。夏場所に向けて稽古を再開した12日以降は精力的に20~30番を重ね、報道陣の代表取材に「疲れは少しずつ出てくる」と慎重に語った。

 新型コロナの影響で出稽古が禁止され、自分以外に関取がいない部屋での鍛錬が続く。それでも「自分のためにも、若い衆のためにもなる。部屋も活気づくと思う」と前向きに受け止め、番数をこなしている。

 春場所後に照ノ富士の大関復帰が決定。本場所では5連敗中と大の苦手だ。「(相手が)一回り大きい。力を出せないまま負けるパターンが多い」と分析し、対策を練っていた。

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