池江璃花子Vに親友ショーストロム祝福「アメイジング」 海外メディアも速報で反応
「競泳・日本選手権」(4日、東京アクアティクスセンター)
女子100メートルバタフライ決勝が行われ、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20)=ルネサンス=が、57秒77で優勝した。メドレーリレーでの派遣標準記録(57秒92)を突破し、東京五輪代表入りが確実となった。
池江の涙の復活Vを世界も祝福した。親友で、ライバルでもあるリオ五輪100メートルバタフライ金メダリストのサラ・ショーストロム(スウェーデン)は4日のレースを受け、自身のインスタグラム(sarahsjostrom)のストーリー機能を更新し、池江の優勝記事のスクリーンショットに、「Amazing」(アメイジング)とハートマーク付きで祝福した。
合同練習も行い、絆を深めてきた2人。池江の白血病判明後は、たびたびエールを送ってきてくれていた。ショーストロムも今年2月に右ひじを骨折。その際に池江は「Never give up! Sarah!!」(ネバー・ギブ・アップ!サラ!!)と、英語でメッセージを送っていた。池江の活躍は親友に大きな勇気を与えたに違いない。
オリンピックの公式ツイッター(@Olympics)も反応し、英語で「彼女はやってのけた!」とつぶやいた。欧州メディアの「RTL」も「2年前に白血病となった池江璃花子が東京五輪のチケットを獲得」、「EFE」も「白血病を克服したスイマー、池江璃花子が五輪出場」と速報した。