紀平梨花 2位発進 首位に1・92差 坂本花織は6位スタート 自己ベスト下回る

 女子SPで2位の紀平梨花=ストックホルム(タス=共同)
 女子SPで首位のアンナ・シェルバコワ=ストックホルム(AP=共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、ストックホルム)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、19年大会4位で初優勝を目指す紀平梨花(18)=トヨタ自動車=は79・08点で2位発進した。全日本選手権2位の坂本花織(20)=シスメックス=は70・38点で6位。18年平昌五輪4位の宮原知子(22)=関大=は59・99点で16位だった。アンナ・シェルバコワ(ロシア連盟)が81・00点で首位発進。15年世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア連盟)は78・86点で3位につけた。女子フリーは日本時間27日早朝に行われる。

 2度目の世界選手権となった坂本は、自己ベストを6点余り下回るSP70・38点で発進した。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に成功。3回転ルッツで着氷したが、最後の連続3回転で2本目の着氷がやや流れ、フィニッシュでは悔しげに天を見上げた。

 前回19年の世界選手権(埼玉)では、全日本女王として初出場初優勝を狙った。しかし、結果は当時の自己最高となる合計222・83点を出しながら5位。「練習でやってきたことができなかったのが一番悔しい」と悔し涙を見せていた。

 今大会は、18年平昌五輪で2つだった女子の出場枠を最大3枠にすることも大きな目標となる。負けられない戦いに、強い思いをかける。

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