ハンドボール宮崎大輔が日体大卒業 今後は未定も「ピンチの時こそチャンス」

「40歳でも卒業できました!」と笑顔で会釈する宮崎大輔=東京・深沢の日本体育大学世田谷キャンパス(撮影・伊藤笙子)
日体大を卒業し、今後について語った宮崎大輔=東京・深沢の日本体育大学世田谷キャンパス(撮影・伊藤笙子)
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 ハンドボール元日本代表の宮崎大輔(39)が15日、東京都内で日体大の卒業式に出席した。19年4月から、東京五輪出場を目指すために再入学していた。今後の予定は未定という。

 昨年は不倫報道があり、11月には知人女性への暴行容疑で愛知県警中署に逮捕された。嫌疑不十分として不起訴処分となったが、「昨年に多くの方をお騒がせしてしまった。色んな方の支えがあって卒業することができました。感謝の気持ちで一杯です」と頭を下げた。

 ハンドボール男子は、東京五輪に開催国枠で33年ぶりの五輪出場を果たす。日本代表を長年けん引してきた“レジェンド”は、東京五輪について「目標でもあり夢でもある。今でも出場したい気持ちは変わらない」と話す。一方で、昨年6月に右肩を手術したこともあり、「肩の状態もあるから難しいと思う」とも語った。

 昨年12月下旬には新型コロナウイルスに感染。重症化し、呼吸困難になって意識が飛ぶほどだった。「私も死にかけた。今は(感染の)下げ止まりということもあるけど、『かかったら』、『感染させたら』と考えてほしい。今後も意識を持ってもらえたら」と、呼びかけていた。

 今後については「正直未定」。無所属となるが、練習は日体大で続けるという。「今の目標はコートに戻ること。ピンチの時こそチャンスの芽がある。日頃から準備をして、けがを治して、トライアウトを受けて、もう一度コートに戻れたら」と強く誓っていた。

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