朝阪神は白星発進 ドラ1佐藤輝の活躍も後押し「気分がいい」

 「大相撲春場所・2日目」(15日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段29枚目の朝阪神(20)=高砂=が雅隆(二子山)を押し出して白星発進した。立ち合い踏み込み力強く、突き放して電車道。「相手がでかいので、のどわで突き放して起こせればと。きょうのような相撲を7番できたら。自分の相撲で一番、勝てたのは良かった」と振り返った。

 先場所は自己最高位タイ西序二段15枚目で3勝4敗と勝ちきれず、初の三段目がまたスルリ。「もう6年目、20歳。もうそろそろ」と三段目をもう決めたいところだ。

 大阪府泉大津市出身で幼少期よりプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所、朝塩本から改名した。新型コロナウイルスの影響で大阪から東京開催になったが、故郷を思い「普段よりも気合を入れて」と意気込んだ。

 “本家”タイガースは昨年、シーズン2位。ドラフト1位で獲得した近大の強打者、佐藤輝明内野手がオープン戦で早くも4本塁打の大暴れ。「気分がいい。当たれば飛ぶ。3、4番を張ってくれればうれしい。ピッチャーはいいのでバッターが点を取れば勝てるので」。26日、猛虎の開幕に向け、朝阪神もかっ飛ばす。

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