青学大陸上部長距離の原晋監督(53)が6日、都内でイベントに出席し、アスリートのキャリア形成について持論を展開した。原監督は「アスリートが1番不安に思うのは引退後のポジション」と力説。競技について「引退してスパッと辞めるのではなく、土日を利用しながら続けてほしい」と熱望した。
自身もクラブチーム「絆ランニング倶楽部」を創設し、チームの全日本実業団対抗駅伝出場を目指している。「引退後に競技を続けられる環境を作った」と紹介し、「クラブチームでもニューイヤー駅伝に出られる仕組みがようやく作られた。もっと陸上界が応援してほしい」と呼びかけた。