早田ひな、石川佳純に“下克上” 接戦の日本勢対決制して8強

 「卓球・WTTコンテンダー」(4日、ドーハ)

 女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク29位の早田ひな(20)=日本生命=が、東京五輪代表で世界ランク9位の石川佳純(28)=全農=に3-2で競り勝ち、8強入りした。準々決勝は同43位のシャン・シャオナ(ドイツ)と対戦する。

 早田が日本勢対決を制した。第1ゲームを先取すると、交互にゲームを奪う合う大接戦となったが、最終ゲームは11-4と押し切って決着。国際大会で石川と対戦するのは17年韓国オープン以来3度目だったが、国際舞台では初の“下克上”を果たした。

 1年ぶりの国際大会への出発前には、Tリーグで日本生命の3連覇をけん引し、今季のMVPにも選ばれていた。

 日本勢では早田の他、東京五輪代表の伊藤美誠(スターツ)、16歳の木原美悠(エリートアカデミー)が8強入りした。

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