森会長の女性蔑視発言 組織委釈明「会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、先週の森喜朗会長による女性蔑視発言について大会公式ウェブサイトに「東京2020大会と男女共同参画(ジェンダーの平等)について」と題し、コメントを掲載した。

 謝罪会見で「面白おかしくしたいから聞いてるんだろう」など不機嫌な態度をみせ、「辞任論」も巻き起こるなど、さらなる批判を浴びているが「弊会の先週の森会長の発言はオリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なものであり、会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明致しました」と説明した。

 「『多様性と調和』は東京大会の核となるビジョンの一つです。ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の一つであり、東京大会は、オリンピック大会に48・8%、パラリンピック大会では40・5%の女性アスリートが参加する最もジェンダーバランスの良い大会となります。私どもは、改めてビジョンを再確認し、引続き、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを尊重し、讃え、受け入れる大会を運営します。ビジョンを追求しながら、多様性の調和、持続可能性、復興に重きを置き、大会後の在り方にもレガシーを残すように取り組んで参ります」と、組織委としての立場を示した。

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