瀬戸大也が復帰戦V「金メダルを届けたい」「感謝と謙虚な気持ちを」不倫問題を謝罪
「競泳・ジャパンオープン」(4日、東京アクアティクスセンター)
男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、不倫問題で昨年末まで活動停止処分を受けていた瀬戸大也(26)=TEAM DAIYA=は4分12秒57で優勝した。昨年9月の埼玉屋外AG大会以来144日ぶりの実戦復帰となった。
レース後は謝罪の言葉を口にし、「これから競技に復帰していきますが、しっかりと感謝と謙虚な気持ちを忘れずに、全力で目の前のことに向き合っていきたい」と話した。
また「結果を出すということは、五輪、その先の世界大会で金メダルを首からさげることだと思っている。応援してくださる方々にいい報告ができるように、恩返しができるように、競技を頑張っていきたい。自分の夢も達成したいし、応援してくださる方々に五輪の金メダルを届けたい」と話した。
瀬戸は昨年9月に不倫問題を報じられ、謝罪。日本水連から年内活動停止処分を受けた。19年世界選手権の個人メドレー2冠で獲得した2種目の東京五輪代表権は維持されたが、所属のANAからは契約を解除されるなどしていた。
大会は7日まで無観客で行われ、瀬戸は6日の200メートル個人メドレー、200メートルバタフライにもエントリーしている。16年リオデジャネイロ五輪金メダリストで、昨年12月の日本選手権を制した“盟友”萩野公介(ブリヂストン)は4分16秒38の6位だった。