瀬古氏 15年4カ月ぶりの日本記録更新ならず「許してあげて」楽しみは「五輪に」

 「大阪国際女子マラソン」(31日、長居公園)

 日本陸連の尾県貢専務理事と瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが会見し、2時間21分11秒で優勝した東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール、2時間23分30秒の自己ベストをマークした同代表の前田穂南(24)=天満屋=を評価した。

 異例の周回コースで行われ、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)ら男子がペースメーカーを務めた中、野口みずきが05年9月に出した2時間19分12秒の日本記録更新はならなかった。

 瀬古リーダーは「楽しみは次の五輪に取っておこうということで、許してあげてください」と発言。「もしここで日本記録を出すと(東京五輪で)超プレッシャーになる。余計プレッシャーがかかる。かえって良かったのでは。ケガの功名ということで」と前向きに捉えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス