本田望結 フリー進出黄信号 SP暫定21位

 「フィギュアスケート・全国高校選手権」(22日、ビッグハット)

 フィギュアスケートはショートプログラム(SP)が行われ、女子B組は、女優としても活躍する本田望結(16)=青森山田高=が42・67点で前日のA組と合わせて暫定21位だった。暫定首位は横井きな結(愛知・中京大中京高)で61・77点。女子SPはA~Cの3組に分けられ、上位24人が24日のフリーに進む。

 転倒はなかったが3回中2回のジャンプで着氷が乱れ、得点が伸びず。23日に行われる予選C組の38人を残して暫定21位とフリー進出に黄色信号がともった本田は「今できる要素を全て挑戦する気持ちで出た。今の自分にとってはこれしかできない」と受け止めた。

 2020年3月に中学校を卒業し、昨春から青森山田高に進学。結果に満足していないものの、初の高校選手権には「普段と変わらない空気だったので、特別な緊張感はなかった」と振り返った。

 また、自身が「応援マネジャー」を務めた全国高校サッカー選手権大会では、同校が準優勝。同じ学校に通う同世代の勇姿に「とても刺激を受けた。自分もこうなりたいと思ってもらえるような行動をしていきたい」と力を込めた。

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