不振の大関貴景勝、初場所を休場 関取17人休場は戦後最多に

 遠藤(左)に引き落としで敗れた貴景勝。7敗目を喫した=18日、両国国技館
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 大相撲の東大関貴景勝(24)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=が初場所10日目の19日、休場した。昨年11月場所で2度目の優勝を果たしたが、今場所は初日から4連敗を喫するなど9日目まで2勝7敗と不振。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、3日目の北勝富士戦で左足首を痛めていたという。十両以上で17人目の休場者で、2002年名古屋場所の16人を上回り戦後最多。

 今場所は新型コロナウイルスの影響で横綱白鵬を含め初日から関取15人が休場し、横綱鶴竜もけがで不在。初の綱とりで場所前から注目された大関の休場で、緊急事態宣言下での土俵はさらに寂しくなった。

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