栃ノ心 母国ジョージアの英雄の死を悲しむ 大みそか、正月も「電話で話した」
「大相撲初場所・4日目」(13日、両国国技館)
ジョージア出身の元大関、平幕栃ノ心(春日野)が同国の英雄、バルセロナ五輪・柔道の金メダリスト、ダビド・ハハレイシビリ氏の死去を悲しんだ。
「すごく仲が良くて、お正月、(12月)31日の夜も電話で話した。11月に心臓の手術した。すごくやせてたけど会話できて良かった。残念ですね」と肩を落とした。
栃ノ心自身も同国では柔道選手として活躍した。同氏と交流が深まったのは来日し、相撲を始めてから。「日本にもよく来て、話したり食事したり仲良くしてもらった」と、振り返った。
この日は遠藤(追手風)との熱戦を制し2勝目(2敗)。白星を天国へと捧げた。