五輪代表の渡名喜は2位 芳田、志々目も決勝進出

 柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会は11日、ドーハで開幕して男女計5階級が行われ、女子48キロ級で東京五輪代表の渡名喜風南(パーク24)が決勝で2019年世界選手権3位のディストリア・クラスニチ(コソボ)に一本負けした。

 渡名喜は準決勝で世界選手権2連覇中のダリア・ビロディド(ウクライナ)に優勢勝ち。5度目の対戦で初勝利を挙げたが、最後に力尽きた。ビロディドは3位だった。

 女子の57キロ級で東京五輪代表の芳田司(コマツ)、52キロ級で元世界女王の志々目愛(了徳寺大職)も決勝に進出。男子の60キロ級と66キロ級に日本勢は出場していない。

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