高木美帆3冠 リンク新で1000mも制すも「14秒の壁を越えられなかった」

 「スピードスケート・全日本選手権」(29日、明治北海道十勝オーバル)

 18年平昌五輪で3つのメダルを獲得した女子の高木美帆(26)=日体大職=が1000メートルを1分14秒02のリンク新記録で制し、今大会3冠目を獲得した。小平奈緒(34)=相沢病院=は1分16秒34で4位となった。

 女王の加速が止まらない。高木美が1000メートルも制して3冠目。「うれしいけど、それ以上に感じるものがある」と振り返ったのは「14秒の壁を越えられなかった」からだ。

 3000メートルでは国内最速を更新し状態は万全。「13秒出ていてもおかしくない」と自信を持っていただけに「3000メートルほど達成感は得られなかった」。タイトル以上に、自分との戦いを重視する。

 最終日は世界記録を持つ1500メートルと5000メートルに出場予定。「1500でまずしっかり(力を)出すことが5冠以上に大事。1つ1つ課題を超えていきたい」と力を込めた。

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