【モスクワ共同】フィギュアスケートのロシア選手権は24日、チェリャビンスクで新型コロナウイルス感染対策として観客数を制限して開幕する。ハイレベルな戦いの女子は感染が発覚した昨季のグランプリ(GP)ファイナル覇者のアリョーナ・コストルナヤが直前で欠場。北京冬季五輪プレシーズンで注目の国内“氷上決戦”の舞台にコロナ禍が影を落とす。
今季からコストルナヤを指導するエフゲニー・プルシェンコ氏は「大会1週間前に練習を再開したが、呼吸の面で特に厳しかった」と説明した。2018年平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワも感染による調整の遅れなどで出場を断念した。