レスリング高橋侑希が年内でALSOK退社 4月から山梨学院大でコーチしつつ現役

 レスリング男子で、17年世界選手権で金メダルを獲得した、フリースタイル57キロ級の高橋侑希(27)が12月31日をもって所属しているALSOKを退社することが22日、同社から発表された。

 来年4月から、母校の山梨学院大でコーチを務めながら、現役を続けるとしている。

 高橋は同社を通じて、「憧れであったALSOKでレスリングを行えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして日々多大なるサポートをして頂いたこともあり、小さな頃から夢であった世界チャンピオンにもなることができました」と感謝をつづった。

 山梨学院大のコーチに4月から加わることを報告し、「また新たな気持ちでオリンピックを目指すことを決断いたしました」と心境を明かした。「今後は自分自身の夢のため、そして後進の育成のために更なる精進をしていきたいと思います」としている。

 高橋は17年世界選手権で、日本の男子フリースタイルでは36年ぶりとなる金メダルを獲得した。

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