来年１月２、３日に行われる第９７回東京箱根間往復大学駅伝に出場する中大が１７日、東京都八王子市にある同大学の多摩キャンパスで会見を行った。スーパールーキーの吉居大和（１年）は「初めての箱根駅伝で楽しみ。どの区間でも区間賞、ラストでも勝ちきれるように頑張りたい」と意気込んだ。

　７月に５０００メートルでＵ２０（２０歳未満）日本記録を更新し、今月４日の日本選手権同種目では３位。飛躍を遂げた２０２０年に「思っている通りの１年にしてこられている」と納得の表情を見せた。

　大舞台まで約２週間となったが「やることは変わらない」と至って冷静。頼もしい１年生ランナーは「（３位以内の）目標を達成するために、チームに貢献できる走りをしたい」と拳を握った。