空手、喜友名が史上最多の9連覇 清水は連覇途切れる

 形女子で初優勝した大野ひかるの演武=日本武道館
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 空手の全日本選手権は13日、東京・日本武道館で行われ、形男子は東京五輪代表の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が史上最多の9連覇を達成した。同女子は大野ひかる(大分市消防局)が初優勝。大会タイとなる8連覇を狙った五輪代表の清水希容(ミキハウス)は準優勝だった。

 体重無差別の個人組手は、男子が崎山優成(近大)、女子は沢江優月(帝京大)がともに初優勝した。女子で五輪代表の植草歩(JAL)は3回戦で敗退した。

 今大会は新型コロナウイルス対策として、組手は頭部を覆う防具「メンホー」の口元を小型シールドで覆って着用。収容人数は半分以下の約5千人にとどめた。

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