丸山VS一二三、歴史的一戦へ超厳戒コロナ対策 指定宿舎で外部との接触遮断など

 全日本柔道連盟は7日、丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)の新旧世界王者による柔道男子66キロ級の東京五輪代表決定戦(13日、東京・講道館)の開催概要を報道向けに説明した。当日は午後4時からテレビ東京系列で生中継され、インターネット配信でも全世界に発信されるが、試合開始は4時40分頃になる見込みだという。

 新型コロナウイルス禍の中、無観客開催など異例ずくめの決戦に運営側も最大限の配慮する。両者は試合数日前にPCR検査を受け、丸山は拠点の奈良県から陰性を確認してから上京し、両者とも試合前日までに指定宿舎に入り外部との接触を遮断。当日に同行できるのは指導者ら各5人までで、その他の関係者や報道陣ら約100人は動線を分ける。

 全柔連によると1試合限定の「ワンマッチ」方式で五輪代表を決めるのは日本柔道史上初。歴史的一戦に向けて、両陣営、大会運営は厳戒態勢で臨む。

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