貴景勝 初の綱とりへ早め実戦で追い込みだ「戦える体にしておきたい」

 大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)で初の綱とりに挑む大関貴景勝(24)=常盤山=が7日、都内の部屋で基礎運動を中心に汗を流した。2年ぶり2度目の優勝を果たした先場所同様、今場所も18日から始まる合同稽古に参加し、関取相手の早めの実戦で追い込む。

 先場所前は新大関だった正代(時津風)を指名して連日、三番稽古(同じ相手と続けて取る)。中身の濃い稽古が結果につながった。「合同稽古までに体を作っておかないとケガをする。あと10日。戦える体にしておきたい」と勝負の場所へ向け意気込んだ。

 コロナ禍の中、異例の2020年が終わる。「この1年は長かった気がする。自分のことを振り返られた1年だった」と言う。感染対策や感じ方など怖いのは慣れ。「コロナが当たり前になってる。気をつけないといけない」と自身を戒めた。

 綱とりへ向け自然体。「とにかく1月(場所)で伸び伸びやれればいい。自分の力を存分に発揮してやり切りたい」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス