流通経大、勝っても頂点届かず 東海大3年連続10度目V

 「関東大学ラグビー、流通経大19-10大東大」(5日、秩父宮ラグビー場)

 リーグ戦3試合が行われ、流通経大が19-10で大東大を破って6勝1敗とし、勝ち点24で不戦試合となった東海大、日大と並んだ。規定により不戦敗となっていた東海大の3年連続10度目の優勝が決まった。

 勝っても頂点には届かなかった。流通経大が優勝するには54点差の勝利が必要だったが「ミスもペナルティーも多かった」と内山達二監督(50)。大量得点が必要な焦りからか、思うように攻撃できなかった。

 東海大に26人の新型コロナ陽性者が判明し、日大との最終戦が中止に。それぞれ不戦敗、不戦勝となり、流通経大がこの日勝って3校が勝ち点、当該対決で並べば、3校間の試合を除いた総得失点差で順位を決定する方式が2日前に決まったばかりだった。

 主将のフランカー坂本侑翼(4年)は「意識はしなかった」と平常心で自分たちのプレーに徹するよう仲間に伝えたが、大東大の厳しい守備の前に3トライのみ。「日本一が目標」と、13日の大学選手権初戦へ気持ちを切り替えた。

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