ラグビー東海大VS日大戦中止で順位決定方式に追加事項 関東大学リーグ戦

 関東ラグビー協会は3日、関東リーグ戦での順位決定方式についての追加事項を発表した。新型コロナウイルス感染の影響による不戦試合が発生し、3校以上の勝ち点が並んだ場合の決定方法を「総得失点差」から「勝ち点が並んだチーム間の試合を除いた、残りの試合における総得失点差」と決定した。

 先月29日までに部所属の学生、教職員から計26人の新型コロナウイルス陽性者が判明していた東海大が日大との最終戦(5日、秩父宮)の辞退を申し出、中止が決まっている。東海大の不戦敗、日大の不戦勝扱いとなり、両校は勝ち点24で並ぶ。

 また、流通経大が同日同会場で行われる大東大との最終戦で勝った場合は勝ち点24で3チームが並ぶ可能性もある。その場合、(1)当事校間の勝ち点の合計(2)その過程において、当事校の内、2校の勝ち点が並んだ場合は、前項1によって決定する(3)総得失点差となっており、(3)が適用される状況となる可能性が高かった。

 ただ、そこに加えられた追加事項で「勝ち点が並んだチーム間の試合を除いた、残りの試合における総得失点差」で決まることとなった。

 現在「勝ち点が並んだチーム間の試合を除いた、残りの試合における総得失点差」では東海大が+227、流通経大が+174となる。流通経大が最終戦で54点差以上の勝利で優勝が決まる。流通経大が引き分けか負けの場合、東海大と当該対決で不戦勝となることから日大の優勝が決まる。

 ◆現在の順位表

 【1】東海大 6勝1敗 勝ち点24

 【1】日大 6勝1敗 勝ち点24

 【3】流通経大 5勝1敗 勝ち点20

 【4】法大 3勝3敗 勝ち点12

 【5】中大 1勝1分4敗 勝ち点6

 【5】大東大 1勝1分4敗 勝ち点6

 【7】関東学院大 1勝5敗 勝ち点4

 【8】専大 1勝5敗 勝ち点4

 ※東海大の不戦敗、日大の不戦勝を加算。その他チームは5日に最終戦。

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