スキー連盟・皆川競技本部長が退任へ 理事候補外れ…北京五輪控える中、異例の交代

 全日本スキー連盟(SAJ)の役員改選で、強化責任者を務める皆川賢太郎競技本部長が理事候補者から外れ、退任が決定的となったことが1日、関係者の話で分かった。約1年2カ月後に北京冬季五輪を控える中、異例の交代となる。

 SAJは10月の評議員会で当時会長だった北野貴裕氏や皆川氏ら7人の理事選任を否決。理事の定数を満たせない事態となり、追加の理事選任の手続きを進めていた。関係者によると、暫定的に会長に就いた勝木紀昭氏を含む追加の役員候補者が1日までに示されたが、2006年トリノ五輪アルペン男子回転4位の皆川氏は入らなかった。

 SAJは6日に臨時の評議員会と理事会を開いて新体制発足を目指す。競技本部長の後任には1998年長野五輪ジャンプ団体金メダルの原田雅彦氏を推す声が上がっている。

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