照ノ富士「元の位置に戻るっす」V逸も大関復帰へ大きな13勝、本割で貴景勝撃破

 「大相撲11月場所・千秋楽」(22日、両国国技館)

 照ノ富士は優勝決定戦でなすすべもなく押し出され、土俵下で唇をかんだ。それでも本割では大関をあお向けに倒し、元大関の本領を発揮。V逸の悔しさをにじませつつも、「2桁(勝利)の目標は達成できた。今できることは精いっぱいやったかな。来場所につながる」とうなずいた。

 今年は7月場所で5年ぶりに幕内優勝を果たすなど復活を印象づける1年となった。3年ぶりに三役に復帰した今場所も13勝まで積み上げ、大関昇進目安とされる直近3場所の合計33勝に向けた起点として好発進。審判部長の伊勢ケ浜親方は「13番は今後に生きる」と期待を込めた。照ノ富士も「元の位置に戻るっす。それだけっす。来場所に全部ぶつけていく」と21年の大関復帰に照準を定めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス