帝京大のV消滅 16点のリード守れず明大に逆転負け 松本主将「まだまだ力不足」
「関東大学ラグビー、明大39-23帝京大」(22日、秩父宮ラグビー場)
帝京大は逆転負けを喫し、今季2敗目で対抗戦優勝の可能性が消滅した。フランカー松本健留主将(4年)は「80分間通して粘り強さや力強さ、その中で正確なプレーというところで、まだまだ自分たちは力不足だった」と差を痛感した。
前半4トライを奪い一時は16点差をつけていた。23-19とリードを保ったまま折り返したが、徐々にペースを奪われていた。後半開始4分には逆転を許した。そこから反撃に出ることはできず、後半は無得点に終わった。
岩出雅之監督は「もう少し正確なプレーをやらないといけないことを学生たちは、この試合から教えてもらえた。対抗戦で得た厳しさをしっかりと選手一人一人の体の中に選手自身が染みこませてタフな選手の集まりになっていきたい」と前を向いた。
12月6日に慶大との最終戦を迎える。