高木美帆が1500Mでリンク新Vも「世界と戦うと考えると厳しい」
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「スピードスケート・全日本選抜八戸大会」(22日、YSアリーナ八戸)
女子1500メートルは、世界記録保持者の高木美帆(26)=日体大職=がリンク記録を更新する1分55秒60で優勝した。
前の組で転倒があり、救護のためスタート開始時刻が遅れるハプニングがあった中、集中を切らすことなく圧巻のレース運びを見せた。それでも「体のコンディションやレースも見て、(1分)54秒台を出さないと、世界と戦うと考えると厳しいと思った。このタイムは修正しないといけないところがあるなと」。自己採点は辛口だった。
開始時刻遅れの影響については「自分の対応ミス」と反省。「転ばれた選手が無事でいてくれたら」と気遣った上で「転倒は競技にはつきもの。自分のその時の最高のパフォーマンスをするためにどうしないといけないか、即座に、もっと柔軟に対応しないといけない」と、臨機応変な対応力を課題に挙げた。