樋口新葉がV!トリプルアクセル失敗も前向き NHK杯で雪辱誓う

 「フィギュアスケート・東日本選手権」(7日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 女子はショートプログラム(SP)1位の樋口新葉(19)=明大=がフリーも1位の132・53点を出し、合計203・24点で優勝した。

 大技は着実に完成形へと近づいている。樋口は冒頭でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦。着氷は乱れ、初成功はならなかったが、この日の公式練習では決めており「安心して臨めていた。落ち込むことじゃない」と前向きに受け止めた。

 反省点はトリプルアクセル以降だ。3回転ルッツは連続技の予定が単発になり、その後も3回転ループが2回転になるなどミスが散見された。「立て続けに失敗しないように練習している。崩れない演技を目指したい」。大技の成否に流されない、安定感が課題だ。

 とはいえ、世界と戦うにはやはりトリプルアクセルは不可欠。「1回試合で降りられれば自信もつく。完成させたい」。次戦NHK杯(27日開幕、大阪)での雪辱を誓った。

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