貴景勝 2年ぶりVへ「結果を求められている、攻める相撲を」両横綱休場で責任感
「大相撲11月場所」(8日初日、両国国技館)
初日を翌日に控えた7日、大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が都内の部屋で基礎運動を行い最終調整した。稽古後、電話取材に応じ、「9月場所が終わってからやってきたことを発揮できるように。そういう気持ち」と意気込んだ。
白鵬(宮城野)、鶴竜(陸奥)の両横綱が休場し、東正位大関の貴景勝が出場最上位。初日は小結高安(田子ノ浦)戦で結びの一番を務める。
「結果を求められている。気持ちで負けないで攻撃に集中して、一生懸命、どんどん攻める相撲を取っていく」と闘志を高めた。
新型コロナウイルスの影響で通常の福岡から東京開催となったが、18年の九州場所では初優勝した。「気持ちで戦う。一生懸命やっていく姿を見せられたらと思う」と1年納めの場所で2年ぶりV2を目指す。