箱根駅伝開催へ 関東学連発表 毎年沿道100万人も「今回はテレビを通して応援を」

 関東学生陸上連盟は5日、毎年1月2、3日に行われる箱根駅伝について、2021年も開催することを発表した。

 新型コロナウイルスの収束がみえない中で、開催が危ぶまれてきたが「慎重に協議を重ねてきた結果、第97回大会を予定通り2021年1月2、3日に開催することを決定しました。大正9年に第1回大会が開催されて以来、約100年続く東京箱根間往復大学駅伝は太平洋戦争による中断をはさみながらも、駅伝ファンや地域の皆さまに支えられて、第96回大会までたすきをつなげてきました。97回目を迎える今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という未曾有の状況下での開催となります。本連盟では日本陸上競技連盟が定めるガイダンスに則り、感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります」と説明した。

 毎年沿道には100万人の観衆が集まる一大イベント。すでに大学関係者などには応援自粛が通達されているが、「選手を応援する熱い気持ちはコース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と、呼びかけた。

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