慶大が明大に劇的勝利 ラストプレーPG成功で逆転「80分間一体となってやりきれた」

明大に逆転勝利し、喜ぶ慶大フィフティーン=秩父宮
試合終了間際、逆転のPGを決める慶大・山田=秩父宮
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 「関東大学ラグビー、慶大13-12明大」(1日、秩父宮ラグビー場)

 慶大が昨季対抗戦を全勝で優勝した明大に劇的な逆転勝利を収めた。

 10-12とリードを許して迎えた後半ロスタイムのラストプレーだった。相手の反則で得たPGをFB山田響(1年)が冷静に決め、逆転に成功。明大からの勝利は2年ぶりとなり、昨季3-40で敗れた雪辱を果たした。

 ロック相部開哉主将(4年)は「自分たちはチャレンジャーのマインドでできた。80分間一体となってやりきれた」と充実感を漂わせた。栗原徹監督も「選手全員が精いっぱいチャレンジしてくれた」と耐えて白星をつかんだ選手をたたえた。

 慶大は初戦の筑波大戦を落としたが、その後は3連勝。20季ぶりの対抗戦優勝へ大きな1勝となった。明大も3勝1敗となった。

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