坂本花織がSP70点超えも「悔しい」フィギュア西日本選手権

女子SP、演技をする坂本花織(代表撮影)
<女子SP>首位の坂本花織(代表撮影)
演技を終え笑顔を見せる坂本花織(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・西日本選手権」(30日、京都アクアアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪代表の坂本花織(20)=シスメックス=は70・40点で首位に立った。2年ぶりの全日本選手権(12月23日開幕、長野)を目指す、2017年四大陸選手権優勝の三原舞依(21)=シスメックス=は、64・50点で2位。

 坂本は、今季新作の「バッハ・ア・ラ・ジャズ」でダブルアクセル、フリップ-トーループの連続3回転は着氷。しかし、3回転ループでややバランスを崩し、難易度の高いステップでつまずく場面もあったため、「細かいミスがたくさん出てしまって悔しい。6分間(練習)で1回も本当のコースで跳べなかったし、気持ち的に焦っていたのが少なからずあったのかな」と振り返った。

 「今季は一つ前の自分に勝つということで、近畿、オール兵庫(全兵庫)、西日本と来ているけど、SPは近畿やオール兵庫に比べてだいぶ点数が落ちてしまった」と目標をクリアできなかった。今季2戦のSPよりこの日は5、6点低かったため「難しい技も入っていないし、今自分ができる技しか入っていないのに、GOEを稼げなかったのが、すごく悔しかった」と何度も反省の言葉を繰り返した。

 それでも、出場選手唯一の70点超えで貫禄は見せた。ピアノの音色が響く新しいSPは「表情とか上半身の使い方とかを重点的にやっている」と、大人のムードを醸し出す新境地を目指している。31日のフリーへ向けて「フリーで挽回できるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

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