姫野和樹NZ移籍「もっと強くなりたい」「ラグビーを日本になくてはならない存在に」

 来季スーパーラグビー(SR)のハイランダーズ(ニュージーランド)でプレーするナンバー8姫野和樹(26)=トヨタ自動車=が22日、オンライン会見を行った。「夢はラグビーを日本になくてはならない存在にすること。夢をかなえるためにも海外挑戦で日本ラグビーに大きなものをもたらせると考えた」と理由を語った。

 SR挑戦の決断には、初の8強入りした昨年のW杯日本大会準々決勝南アフリカ戦で敗れたことも影響した。「南アフリカ戦までコンディションが維持できなかった。あれだけレベルが高い試合を毎週やるのは初めてだった。自分のプレーが全然できなかったのもあり、もっと強くなりたいという向上心が強くなった」。悔しさを味わったことから、さらなる成長を求めた。レベルの高いリーグで毎週戦うことによってタフさを身につけていくつもりだ。

 W杯日本大会では、サモア戦やスコットランド戦で得意のボールを奪う「ジャッカル」を見せ、姫野の代名詞ともなった。「ニュージーランドの選手には大きい選手もたくさんいるのでそういう選手からもボールを取れるか試したい」と意気込んだ。

 「オフロードパスのスキルやサポートコースの位置を伸ばしたい」と課題を明確にして海外に挑戦する。「ポジションにこだわりはない。目標は全試合に出ること」と力を込めた。

 移籍は期限付きで、契約期間は来年1月から6月まで。終了後はトヨタ自動車に復帰する予定だ。

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