不倫問題で年内活動停止の瀬戸「一からやり直す覚悟で」「お詫びは水泳で努力」

 日本水泳連盟は13日、オンラインで臨時の常務理事会を開き、競泳の東京五輪日本代表で、女性問題に揺れる瀬戸大也(26)に年内の活動停止などの処分を下した。

 瀬戸はマネジメント会社を通じてコメントを発表し、「今回の処分を厳粛に受け止め、私の行動でご迷惑をおかけしている関係者の皆様、そして応援してくださっている皆様に改めてお詫びいたします」と謝罪した。

 続けて「どうしたらご迷惑をお掛けした皆様にお詫びできるかを自分自身に問い続けてきましたが、私にとってのお詫びはこれからも水泳で努力していくことだと考えています」とし、「私の無責任な行動で深く傷つけてしまった家族からの信頼を回復し、家族からも皆様からもスイマーとして再び認めていただけるよう、一からやり直す覚悟で真摯に水泳に向き合っていきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と結んだ。

 マネジメント会社の「ジエブ」は謝罪したうえで「瀬戸大也と今後について協議し、瀬戸が自身の行為について猛省していること、同時に競技継続への強い意志を持っていることから」として、瀬戸の思いを伝えた。

 この決定により、瀬戸は年内の公式大会への出場、強化合宿、海外遠征への参加ができなくなった。五輪会場で行われる12月の日本選手権も出場不可能となった。また、内定している200メートル、400メートル個人メドレーの東京五輪代表は維持した。

 瀬戸に課された処分は次の通り。

 ▽年内の活動停止(日本水連公式大会への出場、強化合宿、海外遠征への参加)

 ▽スポーツ振興基金助成金の2020年下半期の推薦停止

 ▽今後の日本水連教育プログラム及び、JOCインテグリティ教育プログラム(基礎研修プログラム等)、他の受講

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