サーフィン会場で医療チームが活躍 万全なコロナ感染対策

 「サーフィン・さわかみチャレンジシリーズ鴨川」(13日、東条海岸)

 サーフィンの国内プロツアーを管轄する日本プロサーフィン連盟の特別戦が、無観客で行われた。大会では医療チーム「CURE」が新型コロナウイルス感染対策や、選手のけがの対応を行った。

 新型コロナのまん延以来、サーフィンの大規模な国内大会がなかったこともあり、先駆けとして万全な感染対策が行われた。「CURE」は新型コロナ感染者がいた場合を想定し、試合会場に近い亀田総合病院と連携。37・5度以上の発熱者がいた場合の搬送ルートの確認などを行っている。

 病院からは心電図などの医療機器も貸し出された。さらに大会期間は常に医師が2人、看護師は1人常駐する。選手が試合で着用するカラーゼッケンは一度の使用で20分以上消毒を行う徹底ぶりだ。

 チーム「CURE」は昨年末に大会に帯同する正式な医療スタッフチームを作成しようとしたことがきっかけで、今大会で初発足。普段は看護師として働く東島紋子さんは「スポーツの救護がしたかった」と参加した。今後も、日本プロサーフィン連盟の試合に帯同する体制を整えているという。

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