橋本五輪相 女子選手への撮影被害に「競技に打ち込める環境作りが一番重要」
橋本聖子五輪相(56)は9日、閣議後に定例会見を行った。
女子選手が競技会場で性的な意図で撮影される被害や、画像拡散の問題へ日本オリンピック委員会(JOC)が対策に乗り出す構えであることについて「選手が安心して競技に打ち込める環境作りがやはり一番重要」と話した。
政府としての対応は「現在検討中。まずはJOC等における検討を見守っていきたい」としながらも、元五輪アスリートとして「私としては、撮影行為で心を傷つけられた選手もいると思うし、SNS等での画像の流出を不安に思う選手もいるのではないかと思う」と現役選手を気遣い、自身の考えを述べた。
その上で「関係者間で検討が進められ、何より選手に寄り添いながら、防止につなげていって頂ければ」と語った。