本田真凜は即興演技で7位 望結12位で東日本へ 姉妹全日本出場へ望み繋ぐ
「フィギュアスケート・東京選手権」(10日、ダイドードリンコアイスアリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム9位と出遅れた本田真凜(19)=JAL=はフリーで曲を間違えるというハプニングに見舞われたが、フリー93・66点、合計点140・95点の7位で、上位18人が進む東日本選手権(甲府)を決めた。妹の望結(16)=プリンスホテル=も、フリー79・40点、合計点123・31点の12位で通過し、姉妹での全日本出場に望みをつないだ。
トラブルをアドリブ演技で乗り越え、突破を決めた真凜は、東日本の目標を問われると「間違った曲を出さないことと、怪我を治すこと」と、苦笑い。ただ、姉妹での全日本出場に向け「自分も今の状態では駄目。もっと良い調子にして、全日本一緒に、とできるぐらい頑張りたい」と、力を込めた。
全日本初出場を目指す望結も「東日本もお姉ちゃんと戦うことになるけど、お姉ちゃんを意識できるぐらい頑張りたい」と、誓った。