バドミントン ナガマツペア、約7カ月ぶり実戦へ 松本「試合がしたかった」

 バドミントンのデンマーク・オープン(13日~18日)に出場する日本代表が10日、出発前に成田空港で取材に応じた。女子ダブルスで世界選手権を2連覇中の永原和可那(24)、松本麻佑(25)組=北都銀行=は約7カ月ぶりの実戦に意気込んだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大会は3月の全英オープン以来。松本は「(7カ月試合がないのは)初めてだと思う。これだけ日本で練習してきた期間はなかったし、取り組んできたレシーブを少しでも試合で生かせたら」と課題を掲げた。

 デンマークでは新型コロナ感染が拡大している。永原は「(出場を)最後まで迷った」としつつも、「デンマークでも感染対策をしっかりしてると聞いて、こちらも予防していけたらとなった」と出場を決意した理由を明かした。松本は「試合がしたかった」と実戦経験が目的だという。朴柱奉ヘッドコーチは、日本代表の参加は「難しい判断だったけど、試合の感覚が戻るように決定した」と説明した。

 五輪レースでは、16年リオ五輪金メダルの高橋礼華さんが8月に現役引退し、松友美佐紀とのペアを解消したため、永原、松本組の初の五輪出場が確実となった。永原は「すごくさみしい気持ちはあるけど、先輩たちの気持ちを引き継いでいけたら」と気を引き締める。松本は「2人のいる位置を目標にやっていきたい」と、タカマツペアが手にした、五輪金メダルを見据えていた。

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