女子スポーツの価値向上へサッカー、バレー、バスケなど7団体が「WAP」設立

 日本トップリーグ連携機構は7日、オンラインで会見し、女性スポーツの社会的価値向上を目指す取り組みとして「ウーマンアスリートプロジェクト(WAP)」を設立したと発表した。

 同機構に所属する女子7団体(サッカーなでしこリーグ、バスケットボールWリーグ、バレーボールVリーグ、日本ハンドボールリーグ、ホッケー日本リーグ、日本女子ソフトボールリーグ、日本女子フットサルリーグ)が参画する。

 同機構の田口禎則事務局長は設立の意図について「男子スポーツと比較されたり、躍動感、スピード感が劣るがために、興行として成り立ってこなかった歴史がある。社会的価値を上げることで、全体の女子スポーツの価値を上げていこうという取り組み」と説明。

 今後はSNSを使った発信の仕組みを整えることをはじめ、女子リーグを束ねることで放映権収入を得る仕組みの構築などにも取り組んでいくという。「海外の事例も多く取り入れながら、やまとなでしこの活躍を支援したい」と話した。

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