東京五輪・パラリンピック組織委員会で競技運営の国際的な調整役となるスポーツディレクターに就任した小谷実可子さん(54)が1日、取材に応じ、延期された大会で最大の課題となる新型コロナウイルス対策について「最高の対策が取れた東京大会になるように、まずは情報収集をしっかりしたい。安心、安全だけでなく、(選手が)楽しみに日本に集まって競技できるような大会を準備するため、頑張りたい」と決意を語った。
小谷さんは銅メダリスト。英語が堪能で、東京大会の招致にも尽力した。「シンクロで培った笑顔と明るさとアピール力を生かして、務めていければ」と語った。