貴景勝、正代ら5力士が2敗キープ 大混戦の秋場所、照ノ富士が3敗目で一歩後退

大栄翔(右)を押し出しで下す貴景勝=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲秋場所・10日目」(22日、両国国技館)

 9日目を終えて6人が優勝争いトップの2敗で並んでいた秋場所は、そのうち5力士が白星で踏みとどまった。混戦のまま11日目に突入する。

 大関貴景勝(千賀ノ浦)は結びの一番で関脇大栄翔(追手風)との突き合いを制し、押し出しで勝ち越しを決めた。11日目は前頭五枚目の宝富士(伊勢ケ浜)と対戦する。

 関脇正代(時津風)は小兵の照強(伊勢ケ浜)を左腕で抱え込み、動きを封じて危なげなく寄り切った。11日目は前頭六枚目の高安(田子ノ浦)と顔を合わせる。

 2場所連続優勝を目指す前頭筆頭の照ノ富士(伊勢ケ浜)は隆の勝(千賀ノ浦)の押し相撲に屈して3敗目となり、一歩後退した。11日目は妙義龍(境川)と対戦する。

 平幕の阿武咲(阿武松)、翔猿(追手風)、若隆景(荒汐)も2敗をキープし、勝ち越しを決めた。5人がトップを争う混戦が続いている。

 3敗の大関朝乃山(高砂)は霧馬山(陸奥)の休場で今場所2度目の不戦勝。初日から3連敗後は7連勝となり、11日目は勝ち越しを懸けて隠岐の海(八角)を迎える。

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