バスケ女子・Wリーグ開幕 ENEOS白星発進 渡嘉敷「この日を待ちわびていた」

シュートを放つENEOS・渡嘉敷
オコエ桃仁花(左)のシュートをブロックする渡嘉敷
20得点と活躍した富士通の篠崎澪(左)
3枚

 「バスケットボール女子・Wリーグ、ENEOS77-60富士通」(18日、大田区総合体育館)

 開幕戦が行われ、史上最多の12連覇(昨季はコロナ禍でプレーオフ中止のため優勝チームなし)を目指すENEOSが、富士通を77-60で破った。

 前半を37-38と、1点ビハインドで終えたENEOSが、第3Q中盤以降、一気に突き放した。エースの渡嘉敷来夢(29)は、試合後の場内インタビューで「ずっとこの日を待ちわびていた」と感謝。昨季の開幕戦は同カードで黒星を喫しただけに「勝ちたいと思っていた。気合が入りすぎて、うまくいかなかった部分はある」と苦笑いで振り返った。

 先発したPG宮崎早織(25)は、チームトップタイの18得点と活躍。「1Q目に持ち味が出せたのは良かったけど、我慢の場面でミスが出てしまった。もう少し落ち着いてプレーできたら良かったと思う」と話した。

 座席の間隔を空けるため、チケットは通常の5分の1ほどに減らし前売り券で完売。入場者数は489人だった。会場入り口にはサーモグラフィーを設置し、応援も発声は禁止。ハーフタイムには換気や公式球の消毒をするなどの対策が行われた中、リーグ戦がスタートした。

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